胸を大きくひらき、深く呼吸をする事での満たされた感覚を全ての人に体感して欲しいという想いから生まれました。
心を込めたきめ細やかな丁寧さと正確さで、呼吸を深めるポーズを中心としたグラヴィティヨガは酸素(プラーナ)をより多く取り込み生命エネルギーを回復させます。
ゆっくりと時間をかけ行うこのヨガは心の“さらに内側”の穏やかで安らぎに満ちた深い静けさを得る事ができます。
またその独自の特徴が多くのメディアや専門誌にも取り上げられヨガスタジオをはじめフィットネスクラブ、カルチャー施設、各種治療院、高齢者施設を中心に、その心地よい感覚と効果で継続性の高いヨガとして、日本全国へと広がっています。
私達の活動がこの世界に住む全ての人の一助となることを心より願います。
グラヴィティヨガ協会公式サイト http://gravity-yoga.jp/
日本には「手当て」という言葉があります。母親が子供のお腹が痛い時に優しく温かい手でお腹をなでてあげると、自然と痛みが和らぎ、痛くて不安だった子供の心も落ち着きます。大人になってからでも同じですね。 近年ではタッチケアと呼ばれ、優しくふれられることで触覚神経を通し癒しホルモンであるオキシトシンが視床下部から分泌されることがわかってきました。これにより不安感や痛みを軽減し血圧を安定化させ、うつ病やアルツハイマー型認知症患者、高血圧などの症状緩和に効果があることが証明されています。グラヴィティヨガではそんな「手当て」を取り入れることで硬くなった心と体をケアして行きます。
アジャストメント(姿勢修正)では、正しく安全に 的確にポーズ(アーサナ)のアライメントを正し筋肉のバランスを整えながら骨格の歪みを修正します。呼吸に合わせてソフトに圧を加えることでポーズと呼吸を深め、普段意識されない部分にソフトな圧を加えることでリラクゼーションが深まります。閉じていた部分(ブロック)が開いた瞬間、全身の細胞へ酸素と栄養が行き渡り体の中の流れが解放されて体が軽くなるのを感じられます。
内側の心を解放し、相手に癒しを与え、体を柔らかくほぐすにはイメージが大切。グラヴィティヨガでは言葉の持つエネルギー(言霊)を大切に、誘導して行きます。呼吸の誘導、言葉のリズム、言葉と言葉の間(ま)、声の高低、音量、その言葉のもつ意味(エネルギー)、頭でわざわざ考えさせること無く、心地よく全身に染みこんでくるシンプルな表現を用いています。信頼できるインストラクターの声の誘導はタッチケア&アジャストメント同様、癒しホルモンを分泌させ、脳をリラックスさせる効果があります。レッスンが中盤を越えた頃には、自分が穏やかに鎮静化していることが感じられます。体が完全脱力状態になると、3つの体液循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)がスムーズに流れ、自己回復力(自然治癒力)が最大限に発揮されます。体がリラックスすることによって自律神経のバランスが整い深い睡眠を手に入れることができ睡眠の質を改善します。
完全な脱力状態(リラックス)を作るため、姿勢を補助するプロップを使用します。プロップの独特な傾斜により尾骨から頭までピッタリと体にフィットし、適度な反発力によって体の両側からマッサージ以上の爽快感が得られます。グラヴィティヨガのポーズには胸を開いたり、背中を丸めたり、体を捻ったりと体のアンバランスを修正し整えるポーズがあります。アングルドボルスターを支点に体軸を合わせ、グラヴィティ(重力)の自然な力に身をゆだねて、ポーズを行います。そうすることで、全身が緩やかに伸ばされながら完全なリラックス状態をつくります。完全なリラクゼーションによって体の中の体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)が流れ出し体の不調を取り除いてくれるのです。